薬剤師が太陽光発電を始めてみた

土地付案件を信販でしか買えない、しがないサラリーマン。このブラック業界を副収入で生き延びようという試みの日誌

発電所の立地選び…難しいですね

連系順序が入れ替わってしまいそうな1号機は、日射量トップクラスとして注目された某山の方に立地しています。

一時はブームとなり、太陽光での乱開発が問題にもなったようですが、
私が調べた時点では土地付き太陽光のサイトではこの地域の案件がなかなか出て来ませんでした。

そんな中、良い条件の案件に巡り会えたのはラッキー!!と思っていたのですが、

でも、なぜでしょう?

日射量条件は数値的には最高、
現地では遊休地は沢山ありそうなのに…


前世代のパネルが高価だった頃、過積載が一般的でなかった頃は、貴重なパネルの稼働率をいかに高めるか=設置場所の日射量、が注目されていたが、

単価18円世代辺りからはパネル価格下落により過積載、スーパー過積載が当たり前になり日射量が多少劣っても十分な利回りが出るようになったため廃れてしまったのでしょうか??

いやでも、東海や九州の高日射地域はいまだに沢山売りに出ていますので、やっぱり日射量は多いに越したことはないのでしょうね。

他方、山間部の日射量はNEDOのデータでは読めない要素が多いと思います。
データはあくまで観測地点のものですので、たとえば発電量の立地にピンポイントで山の陰がかかったり、太陽を遮る部分に雲が湧きやすかったりすれば日射量は大きく落ちるはずです。
本当に山の天気って、ほんの数キロで大きく違うのですよね…

なので山間部は地元在住であるか、ある程度年間通して訪問したことがないと、一度の現地見学のみで購入するのはリスキーで、投資向きではないということが段々分かってきたのでしょうか?


私は趣味で写真をやっていまして、今回の案件周辺でも頻繁に撮影していて現地の日射事情はよくわかっていた(つもり…)ので、リスクは知りながらも自信を持って買い付けることができました。
やはり自然相手の事業ですから、土地のことをある程度知って着手するのが堅実なのではと思ったところです。

ちなみに日射量もさることながら、この地域の気象災害の少さには、今こそ価値があるのではと個人的には考えています。