農転先は太陽光ぐらいしかない?
エコめがね またやらかしていた
ラズパイで自作遠隔監視の実験中です。
まだパワコンとの接続ができてないので(笑) エコめがねの9月までのデータを仮に使っているのですが、
発電量の2019年次集計をかけるとエラー。
同じメソッドで月次、日次集計はok、データベースからの抽出も正しく出来ているのは確認済みなのですが…
まさかとは思ったものの、データ数の制約なのかと1か月ずつ集計期間を延ばしていくと、
9月でエラー。データ数は6000件台のところで。
データ数の制約なのか? データベースからの取り出し方が悪く末尾に変なデータが付いてしまってるのか?
色々調べたものの不明。
試しに9月半ばで切ってみたら通った→1日ずつ延ばしてみたら9/23で引っかかる。
そこで当該のデータを出したらこんな事になってました
合計発電量のデータはあるが、PCS毎が全欠損…
やられた。だいぶ無駄な時間を使った。マジで返してくれ!!
この日付のシステム障害はリリースに上がってませんが、合計発電量は出てるので発電所サイドの動作と通信は正常な筈。限局したサーバ障害なんでしょうか?
それにしてもやられました。
安いものならまぁ仕方ないかと流しますが…
さすがに何十万払ってこれでは、信用がどんどんなくなっていきます。
やっぱり、自分で作ろう!
と改めて決心した出来事でした。
2019年9月 発電実績 と生存報告
おそくなりましたが9月分
弐号機 | 想定値 (kWh) | 実績値 (kWh) | 当月達成率 (%) | 想定値累積 (kWh) | 実績値累積 (kWh) | 累積達成率 (%) |
2019年5月 | 8539 | 10055 | 117.8 | 40100 | 41060 | 102.4 |
2019年6月 | 7463 | 7228 | 96.8 | 47563 | 48288 | 101.5 |
2019年7月 | 8098 | 6754 | 83.4 | 55661 | 55042 | 98.9 |
2019年8月 | 8775 | 8638 | 98.4 | 64436 | 63679 | 98.8 |
2019年9月 | 6637 | 7858 | 118.4 | 71073 | 71538 | 100.7 |
累積100%台を回復しました。
弐号機は台風19号の直撃を受けましたが、生き残っている模様です。10/13は台風一過の快晴で、各PCS全開で働いてくれました。
15号後に一度現地確認して問題なかったので、今回も大丈夫だとは思うのですが…本当に、早くカメラつけないと。
今回の台風の被害域は茨城県南部、栃木県佐野付近、宮城県丸森、角田、さらには長野県上田や東御など太陽光のメッカ、かつ豪雨被害の経験がほとんどない地域を総ざらいしています…
同業の方々、また地域住民の安全が心配です。
経験上安全だから、と油断せず保険を掛けておくことの必要性も再認識しました。
台風15号 発電機能への影響なし
台風15号により、房総半島を中心に被害、停電による生活困難が深刻とのことで、心よりお見舞いいたします。
私の発電所1基が台風の経路近くにあります。
翌朝、エコめがねを見るとなかなか発電量が立ち上がらず心配だったのですが、
現地は、ちょっと曇りが長引いていたようですね
いやぁ本当にヒヤヒヤしました(^_^;)
発電機能は正常に見えますが、
遠隔監視では分からない異常、フェンス、土壌、防草シートの異常も考えられますので現地確認が必要そうです。
こういう時のためにも、監視カメラを設置しなければ…
電気がない、と困っている房総半島は太陽光発電のメッカですが、皮肉にも台風一過の快晴、猛暑の中でエアコンが使えないという事態とのことで。熱中症による犠牲者も出ているようで心が痛みます。
地域の中小発電所のネットワークで、たとえば6.6kV 高圧系統以下に異常のない地域内だけでも給電できるとかの仕組みができると良いのにな、と思ったところです。
2019年8月 発電実績
弐号機 | 想定値 (kWh) | 実績値 (kWh) | 当月達成率 (%) | 想定値累積 (kWh) | 実績値累積 (kWh) | 累積達成率 (%) |
2019年1月 | 6527 | 7132 | 109.3 | 8936 | 9737 | 109.0 |
2019年2月 | 6510 | 5459 | 83.9 | 15446 | 15196 | 98.4 |
2019年3月 | 7803 | 7169 | 91.9 | 23249 | 22365 | 96.2 |
2019年4月 | 8312 | 8641 | 104.0 | 31561 | 31005 | 98.2 |
2019年5月 | 8539 | 10055 | 117.8 | 40100 | 41060 | 102.4 |
2019年6月 | 7463 | 7228 | 96.8 | 47563 | 48288 | 101.5 |
2019年7月 | 8098 | 6754 | 83.4 | 55661 | 55042 | 98.9 |
2019年8月 | 8775 | 8638 | 98.4 | 64436 | 63679 | 98.8 |
ほぼシミュレーション通りでした。
近年、東日本では8月後半の天候のぐずつきが続いていますので、8月の上振れはあまり期待していませんでした。
涼しくなるのは良いのですがねー。
Raspberry pi で遠隔監視 2
ラズパイで太陽光発電設備の遠隔監視システムを自作しようという話
おさらいすると、
・RS485(変換アダプタ)でパワコン~ラズパイを接続しパワコンの稼働データを取得
・稼働データをラズパイ内のデータベースに保存
・ラズパイにwebサーバを実装し、グラフ化した稼働データを公開
・せっかくなので、webアプリを実装してインタラクティブな表示ができるように
という「妄想」なのですが(笑)
webアプリ部分がなんとなく出来た気がします。
この場合、y軸の単位はkWhですね(^_^;) 表示期間により単位表示も変えないと、、
既設発電所のエコめがねのデータをインポートして、疑似データベースとしています。
それとなく使える感じになったのではないかと思いますが、
肝心のパワコンとのインターフェース部分は全くできておりません(笑)
raspberry pi で遠隔監視システムを作ってみる
エコめがねの不具合にもはや呆れてしまい、
遠隔監視を格安で自作したれ!
という衝動に駆られてしまいました(笑)
既設案件にはとりあえずエコめがね付いていますが、今後の案件もありますし、
10年後にエコめがねを更新する気になれないのでね。
市販の監視システムと異なり、外部のサーバに依存しないため、高額な代金を払いながらサーバトラブルでヤキモキする心配なし。
データが飛んでも激安自作品の自己責任と思えば納得はできます。
メイン基板はRaspberry pi
RS-485 to USB変換ケーブルでパワコンと通信
取得したデータをSQLiteデータベースに格納
数値データをBokehライブラリでグラフ化しHTMLを生成
生成したHTMLをwebサーバ nginxで公開
データベースは適宜Google Driveにでも自動バックアップ
以上を実現するための最小構成のコストはこのぐらい
ラズパイ 5000円ぐらい
wi-fiアダプタ 1000円ぐらい
モバイルルータ 8000円ぐらい
RS485 to USB ケーブル 3000円ぐらい
電源配線、金具等 1000円ぐらい
ロケットモバイル神プラン 298円/月
設置2万円以内、10年間3万円以内で維持ができる計算になります。
エコめがね約30万円に比して5万円ですよ!
問題は、パワコンとの通信方法が分からず解析から入らないといけない事。
既設のエコめがねとパワコンの通信をモニターして真似すれば良いのかなと思いますが、そう簡単には行かない気もします。
あとは電源の確保も考えないといけないなー。
やりきれる自信は全くないので(笑)
期待しないでください。